対談・インタビュー
新キャラ・小説追加予定!?大会開催も検討中!【発売記念!制作インタビュー後編】
好きなカードは緋と蒼、お二人の思う【BLOOD RECALL】の美しい世界
先ほどと少し似たような質問になるのですが、【BLOOD RECALL】のカードは一枚一枚分厚い物語が込められています。 今度はお二人の思い入れのあるカード、お気に入りのカードを教えてください。
ZUME
:色々あるんですけど・・・。
結構、【BLOOD RECALL】の人器の方向性「どうしよう?」と思った時に「自傷する機構が必要だよね」みたいな話をした時に、「滅茶苦茶うめぇな」と思った回答が稲田さんの「クトネシリカ」
オオタユウ
:あぁ〜!!
ZUME
:色々あるんですけど・・・。
「グリップがカミソリみたいになってんのうまっ!」てなって。
こちら側が「手が痛そうな感じでお願いします」てディレクションして、これが来て、「大正解だわ」と思って。
あれは引き金絞るの躊躇うくらい痛そうですよね・・・。
ZUME
:色々あるんですけど・・・。
クトネがやっぱり・・・、反転して中からビリビリ、てこう、血の部分が出てくるのも含めた上で「良い感じだなぁ」と。
武器のイラストとして凄い好きだし・・・。
他にも好きなカード沢山あるんっすけど。
そうですね、人器とリコールカード等含めて、【BLOOD RECALL】には恰好良かったり、儚かったり、使用していて楽しかったり、色々ありますもんね。
ZUME
:色々あるんですけど・・・。
その中で断トツでクトネが僕的に思い入れというか、刺さったというか・・・。
「よくここまで落とし込んでくれた!ありがとう!!」みたいな。
思う所が多いです。
オオタユウ
:リコールカードから何か一枚ありますか?
ZUME
:色々あるんですけど・・・。
リコールカードだと、単純に構図が好き、て意味で蒼のリコールカード五枚かな。
オオタユウ
:あぁ~、良いですね。
ZUME
:蒼のリコールカードはちゃんと絵にして凄いしっかりしてるな、という感じだったんで。
本当に好きな絵なんすけどね、強さは「良い感じになったな」て思ってます。
オオタユウ
:全体的にも蒼のリコールカードは何でも好き、て感じですかね。
ZUME
:そうですね、だいぶ好きっすね。
蒼ちゃんが一番設定とかも好きで、色々討伐数が多い中で唯一1って書いてあるのがカッコいいなって。
お気に入りっちゃお気に入りっすね。
でもどちらかというと、最近は拡張版の藍ちゃんの方が・・・(笑)
まぁ、どちらかというとなんで、蒼ちゃんがお気に入りですね。
オオタユウ
:系譜がありますからね。
それが凄く良いですよね。
なるほど、ありがとうございます。ZUMEさんは蒼系統が好きなんですね! オオタさんの好きなカードは何ですか?
オオタユウ
:僕はね、人器だったら「ヒヒイロガネ」で、リコールカードだったら「手を繋ぐ二人」かな。
凄く思い入れが強い。
「ヒヒイロガネ」は、一番最初に【BLOOD RECALL】の企画を書いた時に「どうやって自傷しようか?」と考えていた時に見ていた【るろうに剣心】に「逆刃刀」というのがあるんだよね。
で、この「逆刃刀」がね、敵と対峙した時に剣心から血が出ちゃったのよ。
これは、自分の方に向いている刀で、自分を律する為のものだ。みたいな話を当時やってた所にね、「血が出るのは弱いよね!」て話をされた時に、「いいや!!強いが!?」て俺の中での反逆心が出てきて(笑)
「逆刃刀」をどういう風に使ったら綺麗になるだろう、というのを考えた結果、「そうだ!逆刃を自傷機関にすればいいんだ!」というのを考えついて、一番最初「ヒヒイロガネ」は両刃の形になって、逆刃の方は自分が血を出す為にこうなってるんだよ、という設定を書いて、出したものが「ヒヒイロガネ」です。
そこをね、星蝋燭先生にビシッと仕上げて貰ったというのが「ヒヒイロガネ」の始まりなもんで、なかなか世にないものだったからね、今の「ヒヒイロガネ」が出てくるまで凄い苦労したんだけどね、出してもらえたものが凄い良かったし、やっぱり赤って戦隊ものでもリーダーのポジションなんで、一番最初に手掛けたキャラクターでもあるし、というので思い入れが強いですね。
「手を繋ぐ二人」は、一番最初、これを書きたくて緋のシナリオ書いたんだよ、というくらいには象徴的なシーンだと思っていて。
手を繋いだ二人がどこへ行く手もない、て事で先の見えない駆け落ちをしていくシーンを書きたくて始めたくらいで、思い入れも強いし、カードとかも緋の中ではちょっと強めに作ってます(笑)
なるほど。 「廃滅の緋」から【BLOOD RECALL】が始まったんですね!
オオタユウ
:まぁ、強いかどうかというのはね、環境が変わっていけば全然違うし、初回も強かったか、というのもね、どうなんだろうと思うんだけど。
というので、人器だったら「ヒヒイロガネ」、リコールカードだったら「手を繋ぐ二人」かな、というのがあります。
それ以外にもね、原作は自分が書いているので、もう、思い入れしかありません!
それはそうですよね!
オオタユウ
:特別に、ていったら「ヒヒイロガネ」と「手を繋ぐ二人」の二つかな。
緋はシナリオ上でも、一番古い血廻想起者ですよね。
オオタユウ
:そうですね。
もしかしたらね、もっと過去に行くかもしれないけど、書き始めの時はここから始めたいな、と思って。
一番最初で一番思い入れのあるのが緋という事で。 オオタさん的にドラマが沢山あるんですね!
お二人が繋ぐ予定の不思議な家宝
これはお二人への質問なのですが、廃滅の緋が持つ家宝の刀、蒼の一族全員で作った藍ちゃん、あなたに託された鍵・・・。 【BLOOD RECALL】では沢山のものを託したり託されたりしていますが、ZUME一族、オオタユウ一族に伝わるもの、て何かあるんですか?
ZUME
:これね、凄い恥ずかしい話があるんすけど。
父が実は、去年か一昨年か忘れちゃったんだけど聖火ランナーに選ばれまして。
オオタユウ
:おぉ!!!凄い!!
凄いですね!!
ZUME
:「この前聖火ランナーになったんだよ!」て言って、「あぁ、そうなんだね。」て話をしたら、その時使った聖火を「家宝としてもう飾るからねっ!」て言って(笑)
オオタユウ
:あれ、貰えるんですか?
ZUME
:いや、7万払ったらしいっす(笑)
お金かかるんですねぇ・・・。
ZUME
:お金かかるんだぁ、へぇ・・・、て。
聖火買うお金あるんだぁ・・・、と思いながらも。
こう、「親父・・・。」て思いながら。
聖火を持ったなんて一生にある人の方が少ないから、凄く価値のある事だと思いますよ! ZUME:そうっすかね!?
オオタユウ
:日本でオリンピックは四回しか開催されてないですもんね!
ZUME
:確かに、言われてみればそんな気もしてきたんすけど。
7万円以上の価値絶対ありますよ!
ZUME
:あるかもしれない!
それを、「家宝とします」て事で。
じゃあ、これから継がれる、て事ですか。
ZUME
:僕も詳しくは知らないんだけど。
もう、「何言ってんの?」て感じなので。
聖火がZUME家の家宝です。
オオタユウ
:なかなか、値段に変わらないものですよね。
ZUME
:そうですね。
変な親父、て思いながらいつも見てますけど。
ZUME一族に、これからもう何百年にも渡って紡がれていくんですね・・・。
ZUME
:非常に高いものをね。
本当に、勘弁してくれって感じです。
ZUMEさんありがとうございます。 オオタさんはいかがですか?
オオタユウ
:僕はね、少しだけ長くなるかもしれないんだけどね。
オオタ家の家系図ですね、やっぱり、一番伝わっているものといえば。
これを基本に、【BLOOD RECALL】を書いてるまでありますね。
それは家に唯一残っているものなんです。
凄い田舎なんですよ、僕の地元はね。
三重の片田舎の方なんですけど、そこでね、家系図を見せて貰ったんですよ。
いかに凄い家かを確認する為にね、田舎の方の蔵へ行って見させて貰って。
オオタ家の秘密は何か!というとね、ここでしか話せない凄いことなんですけど、なんとオオタ家は先祖代々から農民だったという事が分かったんですよ!!
なるほど、農民ですか!
オオタユウ
:オオタ、ていう名の通りなんですよ!
どこまで行ってもそこの土地の百姓だった、というねっ!
で、ちょっと転機があったと聞いていて、僕のひいひいおじいちゃんかな?
丁度ね、【BLOOD RECALL】の緋の時代、1925年ぐらいの話です。
その方がですね、ちょっと土地が大きかったんでちっちゃい豪族みたいな感じだったと聞いていたんですけど、そこの代で身持ちを崩しちゃったそうで(笑)
ギャンブルはする、色んな所に女性は作ってくるっていう所で色々と問題があったんですけれども。
これちょっと原意は違う、ていう風に言われるんですけどね、「田分け者」ていうのは「バカな人」ていう意味で使われる言葉だと思うんですけど、田んぼを分けるという事は生産性を滅茶苦茶落とすもんだから凄く良くない事だ、て意味なんですね。
僕のひいひいおじいちゃんは、なんと自分の妾の子だったりとか、正妻の子に全員等しくオオタ家のおっきな田んぼを分けたんですよ。
分けた結果、皆不幸になった!
皆ね、食べていけない量の田んぼになっちゃったんですよ(笑)
で、「この生活はこりごりだ!俺たちは田んぼを辞める!!」てなって、丁度この時第二次世界大戦の頃だったもんで、一族全員勉強して軍医になったそうです。
軍医になって、色々な所へ行って、医術というものを学んで、そこからオオタ家が皆医者になっていった果てに、ドラ息子の僕が生れるていう風な流れがあります(笑)
まぁ、オオタ家の歴史がちゃんと伝わってる、ていうのが僕にとっては家宝かな。
なので、僕のひいひいおじいちゃんの代でオオタ家の家宝と呼ばれるものは全部売っぱらったそうです(笑)
今は歴史書だけが残ってます。
家系図は口伝で残ってるんですか?それとも形として残ってるんですか?
オオタユウ
:形でも残ってる。
僕は本家の方ではないので知らないんだけれども、口伝でも色々伝わってる、というのも聞いています。
結構難しい質問かな、と思ったんですけども、お二人ともスラスラ家宝が出てきて驚いています(笑)先祖からいただいた家宝、どうか大切にしてくださいね。
ZUME
:面白いですね。
聖火と家系図・・・。 なかなか色の濃い家宝ですね。
邪神の姿は能力から考えられたオリジナルデザイン!作家先生の光るセンス✨
本作にはキャラクターの他にも、超メジャーからマイナーな神話的狂気が本作には登場しますが、個人的にお気に入りの神話的狂気はいますか?
ZUME
:僕的にはクァチルっすかね。
「クァチルウタウス」ですか、いいですね!
ZUME
:クァチルウタウスがダントツかなぁ。
僕が最初にsa kiさんに頼んだやつなんすよね。
上がってきたのが今の「クァチルウタウス」で、「あぁ、ばちくそカッコいい」て思った記憶があるし、もうほぼズレが無かった感じかな?
もう、「お任せします」でできちゃった所も含めて、やっぱすげぇなぁ・・・て。
そういった意味でもクァチルは思い入れのある狂気ですね。
オオタユウ
:神話的狂気のデザインが原案がなくて「●●の神である」てことをほぼ伝えずにやってますよね。
折角クトゥルフ神話なので、という事で資料は用意しない。て感じでやってません?
ZUME
:そうっすね、神話的狂気のコイツだよ、みたいな設定面じゃなくて、能力面だけ伝えてますね。
オオタユウ
:個人的に気に入ってるのはね、「アイホート」ですね。
産んで増やすというテーマで投げて蜘蛛がきてる、というのが個人的に滅茶苦茶好きです。
ZUME
:伝承して伝えた。みたいな。
こういう敵だから、みたいな。
一回は僕の説明でどうなるかみたいなのを全体的に挟んでましたね。
オオタユウ
:あんまりね、「アイホート」を蜘蛛で描く作家先生って本当は少ない、多分いないかな?
クトゥルフ神話ってやっぱり二次創作が盛んな所で、邪神の姿も確定しているものは一切ないので好きに書いていいな、というこの・・・なんだろうな。
あっちに合わせによらないといけない、という風に考えないといけないバイアスとかいっぺん排除して、デザインをやりたいと思い書いているので。
そこから見ると、滅茶苦茶「アイホート」が気に入っています。
ZUME
:いいっすね。
オオタユウ
:そのデザインルールは今でも続いてる。
神話生物を描く上ではあんまりsa kiさんに細やかな資料をお渡ししない、なんなら邪神の名前も言わない時もあるんじゃないかな?
「背徳の貪り手」とか「黄衣の王」とか「塵を踏む小人」までしか伝えない事もあるんじゃないかな。
この能力で想像できる神話的狂気を描いてください、て感じでイラストレーターさんお願いしているんですね。 見た目とかの情報に関しては結構イラストレーターさん方にお任せして今の神話的狂気達が生まれたんですね!
ZUME
:そういう方法で、なんか良い感じになってるな、みたいな。
オオタユウ
:そう、びしっ、ときているのでめっちゃいいなと思っています。
具体的な名前だったりとか、能力とか意図的に伝えなかった狙いはどこにあるんですか?
オオタユウ
:もっとsa kiさんのアートベースを広げるというのもありますね。
ZUME
:僕的には、ワンクッション置いて、どう解釈するか、という所が見たかったのが一番かな。
ある程度想像に幅を持たせてお願いした方が、sa kiさんの良さが出るかもしれない、という制作側の意図があったんですね。
ZUME
:そうですそうです。
ありがとうございます! ZUMEさんのお気に入りは「クァチルウタウス」、オオタさんのお気に入りは「アイホート」という事でした!
他キャラの後継者追加予定もあり!!今後の動向も見逃せないっ!!
緋のリコールカードを題材にした短編小説をリリースしたり、緋と蒼に関連したキャラやカードが追加されましたが、今後、他既存キャラクターの活躍を描いた小説や、関連したキャラ、カードの追加は検討されていますか? 個人的には是非!行っていただきたいです!!
オオタユウ
:これはZUMEさん、そうですよね。
ZUME
:やりてぇですよね(笑)
どんどんやりてぇです。
現段階で何か構想されているもの、てあるんですか?
ZUME
:ある、しか言えないですね(笑)
読者の皆さん!!あるそうですよ!!!
オオタユウ
:まぁ、凄く楽しみにお待ちいただいたら、良いのではないでしょうか。
ZUME
:ありますっ!!!
全然答えられる範囲で大丈夫なんですけど、既存キャラと直接的な関係がなくて、関節的な繋がりのある、全く新しいキャラや一族等の構想もあるんですか?
ZUME
:ありますよね。
オオタユウ
:うん、あるしか言えない。
これは楽しみですね!! 続編が発売決定したばかりですが、我々ファン一同、続報を待ってますね。
邪神最強の「アザトース」の登場は既に予告されていた!?
クトゥルフファンからは神話的狂気最強格【アザトース】の登場を熱望する方をちらほら見かけますが、登場させる予定はありますか?
オオタユウ
:もはや「わははははっ」という回答になってしまうんですけれども・・・。
まっ・・・・・・ほぼあると思います。
設定資料集でも触れましたしね。
ただ、どういう風に出てくるかはお楽しみですね。
気になる方は設定資料集で確認してみてください!
「アザトース」の出番はあると! 気になる方は設定資料集を確認するとヒントがあるみたいですよ。
オオタユウ
:いやぁ、もう、本当にちょっとだけ。
是非、探してください。
ちなみに、オオタさんの解釈でいうと「アザトース」はどんな存在なんですか?
オオタユウ
:もう最強無敵絶対魔王(笑)
倒せる筈はねえだろと思いつつ、倒したい存在ですよね。
ZUMEさんの方から「アザトース」の登場についてありますか?
ZUME
:僕は・・・。
ないかな(笑)
オオタさん、楽しみにしてますっ。
逆に、ZUMEさんが登場させたい神話的狂気、てあるんですか?
ZUME
:僕はクトゥルフにオオタさん程詳しくないと思っているので・・・。
どうだろうなぁ・・・。
でも、乗り越えるべき最大の壁がやっぱ欲しくて、「アザトース」楽しみにしてます。
オオタユウ
:わかりました!
今後大会の予定あり!?地方での開催も検討中
第一回公式大会はかなり盛り上がりましたね! 第二回公式大会、公認大会の開催を希望する声も多いですが、今後そういった計画はあるんですか?
ZUME
:やりたぁい!!
オオタユウ
:是非!!
準備しています!
準備も既に進んでるんですか!?
オオタユウ
:地方の方でもできるように準備ができるといいよね。
ZUME
:そうっすね、やっぱり都内に縛ってしまうのが申し訳ないなぁ、てずっと思っているので、やっぱどうにかこうにか地方でもできるように仕組み、というのをやりたいなぁとは、ずーっと思ってますね。
それができることがやっぱり、【BLOOD RECALL】というよりは、ボードゲームとしてのお客さんに届けに行く、ていう姿勢として一番正しいんじゃないかな?
むしろ、大会やりたいよ、て人がいたら全然声かけてくれれば「いいよいいよやりなよ」て、こちらからサポートできるんで。
単純に、僕たちが制作側の人間なんで、制作の事ばっか考えてしまうのが凄い多い所ではあるんで。
むしろ、やりたいんだったら全然言ってくれれば検討しますよ、というのが回答になります。
なるほど・・・。 大会を主催したいよ、て方がもしいらっしゃったら是非、シエラゲームズにご相談ください、て事ですね。
ZUME
:そうそうそう。
ちなみに、10月21日に第一回公式大会が開催されましたが、主催してみてどうでしたか?
ZUME
:・・・たのしかった。
オオタユウ
:良かったですよね!めっちゃ盛り上がりましたね!!
JELLY JELLYカフェ池袋一号店を貸切って、それでちょっと人がはみ出るくらいみえた、というのは本当に凄かったですね。
ちょっと、出場人数に制限をかけないと。
もしかしたら、もっと大きな大会にできたかもしれないですけれども。
残念ながら30人以上のキャパは入らなかったんでね。
満席でしたねぇ。
オオタユウ
:それぐらいの大会になるとは、僕ちょっと思わなかったぐらい愛されているので、もう本当にねありがたいとしか言いようがないですね。
ZUME
:本当にそうっすね。
オオタユウ
:めっちゃ盛り上がったと思います!
第一回という事で、色んな事があったと思うんですけど、何か印象に残った事とかありますか?
ZUME
:皆、こう・・・何て言ったらいいかな?
オオタユウ
:上手かったし、真剣だった。
ZUME
:あぁ、なんかそんな感じなんだなぁ・・・て。
気づきというか、なんだろうな。
作ってて良かったな、みたいな。
そういう根源的な喜びを感じたかな(笑)
それが一番あった。
オオタユウ
:どう楽しまれるかちょっと分かんなかったですもんね、最初ね。
ZUMEさんと僕でね。
色んなコンテンツに広がるように、無秩序に作った所があるじゃないですか。
ZUME
:そうですね。
オオタユウ
:なんにでもできる、ていう。
大会シーンがどういう風になるのか全く考えなかった。
ZUME
:そうっすねそうっすね。
それは非常にありますね。
その中で、皆楽しんでいただき、ちゃんとやってくれてる、ていうのが僕ん中でやっぱり「良かったなぁ」て凄い思ってますね。
かなり満員の中で五時間くらいですかね? Xでも大会の様子や評判を拝見したんですが、血廻想起者の皆さんの楽しそうなポストが沢山流れていましたよね。 「公認大会やりたいです!」という方も大歓迎との事ですので、ご興味がある方は是非、シエラゲームズ公式Xにご相談してください!
お二人から血廻想起者の皆様へのメッセージ
最後に!全国で神話的狂気と戦う血廻想起者の皆さんにお二人からメッセージをお願いします!!
オオタユウ
:本作【BLOOD RECALL】買っていただきありがとうございます。
血廻想起者を待つ戦い、て厳しくなっていく一方なんですけども、シナリオライターとしてはより、絶望の中に希望を見出すような一族の登場を待っているんじゃないかな、と思っています。
是非、彼らが織り成す大河の物語を楽しんでもらえれば幸いだなと思っています。
それと!カードのシステムとしても、ZUMEさんが滅茶苦茶カードゲーム詳しいんでね、逆に僕はカードゲーム勉強させてもらってるんですけど、より対戦環境を意識したような凄い物が出てきますので、是非是非、楽しみにお待ちいただければと思います。
最強の血廻想起者目指して頑張ってください!
ありがとうございます。
ZUME
:【ガンナガン】の経験を元にかなり【BLOOD RECALL】にフィードバックを凄い送ってて、いいチームが組めていると思ってるよね、というのと、コンテンツとして育てていこうか、て今本当に土台を作っている最中っていう段階だと思ってます。
その上でファンのコミュニティの皆さまの協力が必要不可欠だと思っているんで、これからも是非、お互いに殺しあって、切磋琢磨して、仲を深めていただければと僕は思っております。
あと、本当に僕がね、やっぱどうしても血みどろの世界だけど「なんとか生きてる」「生きる事を諦めない」みたいな設定が凄い好きなので、【BLOOD RECALL】はそういった意味でもかなり、ストーリー的にもね、良い作品だと思っているので、今後とも是非展開を見て頂ければと思います。