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コラム

ブラッドリコールの誕生は男子寮での青春がルーツ【オオタユウのゲーム制作日記】

オオタユウのゲーム制作日記を見てくれてありがとうございます。

ゲームデザイナーとシナリオライターを担当するオオタユウが本作の解説や開発秘話も含めた小さなコラムを持ちたいと思い、執筆させて貰っております。

隔週での更新を行っていく予定なので楽しみにしてもらえれば幸いです。

BLOOD RECALLの始まり

さて、コラムの一番手として『ブラッドリコールってどうやって始まったの?』と聞かれたら幻想遊戯団チームが『クトゥルフ神話が好き過ぎて始まった!』というお話から始まります。

幻想遊戯団とは

2018年にオオタユウが大学の同級生を誘い設立したアナログゲーム制作サークル。
代表作に『ペンデュラム・ドールズシリーズ』があり、シエラゲームズの運営等も幻想遊戯団が深く関わっている。


シエラゲームズの一部を務める幻想遊戯団チームの多くは大学生時代に同じ男子寮で過ごしていました。

メンバーの殆どは、バイトにもいかずゲーム三昧、いつも金欠で日曜日はお金のかからないクトゥルフ神話TRPGで遊んでいました。

オオタユウ

だから幻想遊戯団はクトゥルフ神話TRPGが大好きなメンバーが多く、リアルでもすぐに目星を振りたがる癖があります。

幻想遊戯団チームから『クトゥルフ神話要素を入れたLCG作品を制作したい』という話が出てすぐに、ブラッドリコール企画が開始しました。

オオタユウ

こぼれ話ですが大学生時代、私、オオタユウはずっとTRPGのシナリオ作成とキーパーを男子寮内でしていました、KP専というヤツですね。そして私は皆で遊ぶためシナリオを月1くらいで書いていたので、その経験がブラッドリコールやその他の私の作品など世界観を持つ作品作りに生きているのだと思います。

私はTRPGではロングシナリオが大好きで、大河モノと身内では呼ばれるような、ゲーム時間内で10年くらいを過ごすオープンワールド系のオリジナルエンジンのTRPGシナリオを学生時代は好んで書いていました。

オオタユウ

この手のシナリオはリアルタイムで1年くらいを消費します、学生時代の暇なときだからこそ出来たのです。

それをクトゥルフ神話でもちゃんと書きたいなと思い、【100年あまりの家族と一族のお話】と大まかに時間を決めてクトゥルフ神話らしいシナリオを書き始めたのが本作になります。

残酷で家族への愛が詰まった物語を

血廻想起者と呼ばれる血を力に変える特殊な一族のお話はそんな背景から生まれているんですね、学生時代に過ごした僕達の灰色の青春は決して無駄ではなかったのです…!

オオタユウ

家族の話を書くと決めた時に、オオタ家の話も書きたいなと思いました。
紫の一族、は私の一家、オオタ家の話で【無間の紫】は私の祖母がモデルになっています。
祖母はなんとも色々と凄い人だったと私も記憶しています、またコラムが続いたら紫の一族のお話で詳しくお話できればと思います。

学生時代のお話から察して頂けるかと思うのですが、本作は我々が楽しんだクラシカルなPLが生き残らない全滅型のクトゥルフ神話TRPGをベースにしております。その世界観は他の物語と一線を画すほど陰惨で過酷を極めます。

しかし、その陰惨と狂気の世界で、学生時代の僕達は希望やハッピーエンドを見出そうと足掻いていました。

その体験が本作の物語に深く影響を与えているのだと思い執筆を続けております。

また、本作を作るにあたって100年分のシナリオを書く構想作りのは大変でしたが、1つの作品で6つのシナリオを書くという経験はとても楽しく得難い体験でした。

そして最後にブラッドリコールの物語の始まりと終わりを決めてストーリーを進行できるように発表することを決めました。

オオタユウ

始まりと終わりを決めるという点で機動戦士ガンダムシリーズの初代と∀ガンダムの関係性を参考にさせて頂きました、作品は始まりと終わりが決まることでその拡張性が増すのではないかと私は考えております。

物語の視点は二つ

本作の物語は二つの軸で最後の血廻想起者であるあなたを中心に進んでいく事を考えています。

1つはあなたが産まれるまで起きた過去の血廻想起者達の物語、もう1つはあなたがこれから歩む反攻と希望の物語です。

その二軸の物語を私もさらに面白くなるように描いていきますのでさらにブラッドリコールを楽しんで応援頂ければ幸いです。

今回はこの辺りにさせて頂きます、次回もどうぞお楽しみに。

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