【最後ノ詩】は継承の物語！ストーリー制作秘話第二弾

夏の酷暑にバテバテする日々が続きますね…、ブラッドリコール【最期ノ詩】の発表から1ヶ月くらい過ぎ、私の担当する【最期ノ詩】に関するストーリー、ゲームデザイン、フレーバーがちょうど先ほど終わりました、今回も良い出来に仕上がったと想うので是非、楽しみにしてもらえればと思います…！。

さてストーリーデザインの続きということで今回のコラムもやっていきたいと思っているのですが、せっかくなので【最期ノ詩】のストーリーはどうなっているの？という部分に注目してお話したいと思います。

タイトルに込めた想い

まず【最期ノ詩】というタイトルなのですが、次世代の血廻想起者達はどんな遺志を継いだのか？またどんな遺志を遺したのか？そこをテーマにしたい決まったので、最期の言葉、遺言をイメージさせる【最期ノ詩】というタイトルに決まりました。

また【最期ノ詩】はブラッドリコールのストーリーを補完する関係になる拡張にしたいと決まり、血廻想起者達が戦った100年の物語を埋めるお話がメインになります。

物語は二人の後継者、家を継いだ次代の血廻想起者のお話になります。

【家を継ぐこと】について想う事が違う二人の血廻想起者は神話的狂気によってもたらされた過酷な運命に立ち向かい、戦いの中で己と向き合い生き方を見つめ直していきます。
家族とは、血とは、血廻想起者とはなんだろう？と考えられるような物語になるようにシナリオを担当させて頂きました。

ゲームデザインの部分も二人の特性を存分に生かしたデザインになったと思いますので、新たな血廻想起者達の物語と新しいカードゲーム体験を楽しみにお待ち下さい。

またストーリーに関してちょっと話は逸れるのですが、ブラッドリコールはもともと拡張込みで完結してくれるといいなと思い物語を書いていたので拡張がでると決まった時には、私にとってはほっ、とする部分が大きかったです。

というのも、ブラッドリコール全体の物語としては、今は【虫食い】状態、ブラッドリコールが持つ歴史の大きな一部分だけを切り取って物語を進めています。

なのでもう少し詳しく、（それでもぼかしながらですが…）本作の主人公、あなたが現代で産まれるまでになにがあったのか？を説明する拡張を出したいと思っているのです。

さらに歴代の血廻想起者はあなたの誕生までに何かをするという構造になっています。
ブラッドリコールは過去編をもう少し進める予定です。
そして、拡張の進行によってある程度のブラッドリコール年表史の説明が終わったら、現代編や未来編もやれるならやりたいなぁと思っています。

今はブラッドリコールの原稿も終わりすこしコーヒーを飲んでゆっくりしている所です。

さらにここだけの話なのですが、拡張の発売を前にブラッドリコールのイベントも出来ないか運営で会議を行っています、もし出来るようなら秋頃、皆さんとブラッドリコールのイベントでお会いできればと思います！さらにブラッドリコールを盛り上げていきますので応援をどうぞよろしくお願いいたします！！

ヒット作「ガンナガン」シリーズのプロデューサーZUMEと「ペンデュラム・ドールズ」シリーズの幻想遊戯団による合作。
血を力に変える「血廻想起者（ブラッドリコーラー）」となり、相手からの攻撃や自傷した際に流した血を代償に、過去の強者の技を使用して勝利せよ。