雷霆の灰

没年 1985年

血を【雷】に変えその力を身に纏い戦う灰の一族。
一族の戦う姿は雷霆の灰が子供の頃に憧れたヒーローの姿にそっくりで、何度倒れても立ち上がるその姿に言葉にならない憧れを覚えた。
「いつか自分もヒーローになりたい」そう願った少年は、稀代の天才と称される青年になった。
灰の一族は今、雷霆の灰を筆頭に【星辰】を止めるため神話的狂気に立ち向かう。
雷霆の灰は期待を一身に受け、また同時に勝利を確信していた。
この戦いに負ければ人類に未来はない。神話的狂気【深海の呼び声】との激戦の果て、そして彼は敗れた。

シラガネ

雷霆の灰が戦闘形態に変身するために作った腕時計型の人器
雷霆の灰が幼少の頃に憧れていた変身ヒーローの変身器に似せて作ったもので、憧れていたヒーローに自分もなりたいと希望を抱いていた。
文字盤から伸びる牙状の刃に血を与え自傷を行う。
この人器の使用者は【雷】を纏い、人器に与えた血の総量にあわせて強力な戦闘形態へと変身できる。だが人器が生み出す雷の鎧はその着装者の弱き心までは護らない。